ストーリーのあるホテル

富士スピードウェイホテル

December 26, 2022 Text Rie Nakajima

アンバウンド コレクション by Hyattの日本初上陸を飾る「富士スピードウェイホテル」。サーキットの熱狂とホスピタリティーを融合させた一流の滞在を満喫したい。

富士スピードウェイに隣接。同施設内やホテル館内で行われる独自のモータースポーツ体験アクティビティーも用意。

土地や歴史背景を生かした、他にはない個性と独創性を持つブティックホテルが世界で人気を集めている。その魅力に、一流ホテルのホスピタリティーを組み合わせたのが、ハイアットによる「アンバウンド コレクション by Hyatt」だ。
 
唯一無二であるだけでなく、受け継がれる独自のストーリーを持ち、滞在することで物語の一部となれる没入感のあるホテル。ブダペストのアールヌーボー様式のホテルや、カリフォルニアワインの名産地に位置するリゾートなど、これまでにないホテルを展開するコレクションの日本第1号として2022年10月にオープンしたのが、日本を代表するサーキットに隣接する「富士スピードウェイホテル」である。
 
コンセプトは「モータースポーツとホスピタリティーの融合」。21室のスイートと5室のヴィラを含む全120室からなり、ホテル棟の客室からはFIA(国際自動車連盟)世界耐久選手権、スーパーGTなどのレースやイベントが行われる富士スピードウェイの最終コーナーからホームストレートを見渡すことができる。ヴィラは専用のショーガレージ付きで、愛車を眺めながら愛犬とともに滞在することも可能だ。ホテル棟の1、2階には約130年のモータースポーツの歴史をたどる富士モータースポーツミュージアムを併設。歴代のレーシングカーやレースに懸けた人々の熱い思い、そして技術開発の軌跡が展示されている。

  • 室内 室内
    富士山の絶景を望むバルコニー付きの富士山ビュー GPスイート ツイン。深めのバスタブやレインシャワーも魅力。
  • エントランス エントランス
    エントランス。洗練されたホスピタリティーはHyattならでは。
  • ビラ ビラ
    専用ショーガレージ付きのヴィラで愛車を眺めながら宿泊できる。
  • ミュージアム ミュージアム
    館内に富士モータースポーツミュージアムを併設。
  • 室内
  • エントランス
  • ビラ
  • ミュージアム

ここまで聞くとモータースポーツファンのためのホテルだと思うかもしれない。むろん、モータースポーツファンにとってまたとないホテルであることは間違いないが、「富士スピードウェイホテル」の魅力はそれだけではない。客室はサーキットビューのほか、雄大な富士山の絶景を望むバルコニー付きの富士山ビューのキングルームやデラックスルームを選択できる。さらに特筆すべきは、ホテル棟の隣に地名の大御神(おおみか)に由来する「Omika Wellness & Spa」という一棟すべてを使ったウェルネス棟を用意していることだ。富士山を目前に眺めながら、美肌効果があるといわれる富士大御神温泉を贅沢に堪能。このほか、スパ、屋内プール、ジムに加え、雄大な自然を感じながらのサイクリングやヨガなどのウェルネス体験ができるアクティビティーも充実している。
 
また、豊かな海の幸と、富士山麓の水に育まれた食材をふんだんに使った料理もぜひ満喫してもらいたい。オープンキッチンの活気あふれるイタリアンレストラン「TROFEO(トロフェオ)」では、テラス席や記念日にもふさわしいプライベートルームで、本格的なイタリアンを提供。静岡ならではの食材や酒を味わうことができる炉端焼きやバー、ラウンジも用意されている。
 
モータースポーツを愛する人も、その魅力に触れながら、静岡や富士の自然を堪能したい人も。「富士スピードウェイホテル」で、ここならではの物語を紡ぐ、忘れられない滞在を楽しみたい。

●富士スピードウェイホテル TEL0550-20-1234 fujispeedwayhotel.jp

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