ALPINE A110の真価を体感

ALPINE

January 25, 2023 Photo TONY TANIUCHI Text Masayoshi Kinugasa

アルピーヌA110 SとA110 GTの究極の走りを体感する試乗会を開催。本物のポテンシャルをサーキットで存分に堪能してほしい。

アルピーヌ
アルピーヌA110 S
ボディー:全長4205×全幅1800×全高1250㎜/エンジン:1.798ℓ 直列4気筒DOHC16バルブターボ/最高出力:300PS/6300rpm/最大トルク:340N・m/2400rpm/駆動方式:MR/トランスミッション:7速AT/価格:9,390,000円

アルプスのワインディングロードを走り抜ける喜び。そんな思いを「アルピーヌ」というネーミングで表現したのは、自動車が好きで、レースを愛し、峠道を駆け抜ける喜びにとりつかれた男、創設者のジャン・レデレであった。
 
24歳にして父親が経営していたルノーのディーラーを引き継いだレデレは、自らハンドルを握ってレースに参戦するようになり、その面白さに目覚めていった。すると、さらなる速さを追求しようと、市販の車両に手を加えるようになる。
 
その熱は高まり続け、レースで経験を積むと、それを元に工夫を重ねてチューニングを繰り返した。自身でスポーツカーメーカーを立ち上げ、レースで培った知識や技術を生かして、当時第2次大戦後の復興のためにと量産されていた4CVをベースに、レース仕様に仕上げた車を製造・販売するようになった。
 
それがアルピーヌの歴史の始まり。記念すべき第一号のA 106、1955年に開催されたパリ・サロンでデビューした。
 
そう、ご存じの方も多いと思うが、アルピーヌはルノーの生え抜きのブランドではなく、元々は小さなガレージブランドであった。次々と名車を生み出してラリー界を席巻し続けたことで、その実力が認められ、1975年にルノーが100%出資する子会社となったのだ。
 
その関係は現在も継続されていて、アルピーヌはルノー傘下のソシエテ・デ・オートモビル・アルピーヌ・ルノーという別会社で生産されている。これは、それだけルノーにとってもアルピーヌが特別な存在であり、その独自性が尊重されていることの表れであろう。
 
多くのモデルを世に送り出してきたが、中でも名車中の名車と賞賛されているのがA110。1963年から1977年まで生産され、40年の時を経て、2017年のジュネーブ・モーターショーで復活。新型が発売された。それが現在のA110シリーズである。
 
2022年2月のマイナーチェンジによって、A110 SとA110GTには300PSの高出力仕様のハイパワーエンジンが搭載されている。これはガソリンエンジンで駆動するスポーツカーの集大成だと言っても過言ではない。
 
時代の流れに従って、アルピーヌも電動のパワートレインを組み込んだプロトタイプを発表している。となると、吸排気音のうなりやエンジンの鼓動が感じられる車は、アルピーヌでは現行のA110が最後となる可能性が高い。
 
そんな歴史に残るであろう名車の魅力を知ってもらうため、ナイルス会員限定で富士スピードウェイでのA110の試乗会を開催。公道ではその性能のポテンシャルを十分に発揮することがかなわないスポーツカーの実力を、サーキットのコースで存分に満喫できる絶好の機会だ。ドライビングの喜びを知る人に、ぜひその心を震わせる走りを体験していただきたい。

ナイルスナイル会員限定 アルピーヌA110試乗会を開催

アルピーヌA110試乗会イベントに、ナイルスナイル会員6組12名様をご招待いたします。富士スピードウェイのショートサーキットで、 アルピーヌA110 S、A100 GTの俊敏性に優れたエキサイティングな走りを体験してください。隣接する富士スピードウェイホテルにて、モータージャーナリストとのランチ座談会もお楽しみいただきます。
(前後にホテルでの宿泊を希望される場合は、特別価格にてご案内いたします)
●開催日 2023年3月16日(木)11:00~16:00(予定)
●参加人数 12組24名
●会場 富士スピードウェイ ショートサーキット(静岡県駿東郡小山町中日向694)
●応募締め切り 2023年2月16日(木)
●問い合わせ ナイルスナイルデスク info@web-nile.com

●アルピーヌ コール TEL0800-1238-110 www.alpinecars.jp/

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