人生100年時代を生き抜くために

May 17, 2022 Photo Satoru Seki Text Mayumi Sakamoto

人生100年時代と叫ばれる今、資産寿命だけが長くても健康寿命が短ければ意味がない。
充実した人生を送るため、健康に長生きするための重要性が注目されているが、その術を我々は持ち合わせているだろうか。
その答えを新たに提示し、自分のカラダと真に向き合うきっかけとなるような健康診断を行う施設がKRD Nihombashiだ。

田中岳史 たなか・たかし KRD Nihombashi院長
田中岳史 たなか・たかし
KRD Nihombashi院長
1985年順天堂大学医学部卒業。90年順天堂大学大学院修了。93年ケンブリッジ大学留学。行徳総合病院の院長などを経て、2018年より現職。

人生100年時代。長寿化が進む現代社会で健康に生き抜くためには、どのように今の自分のカラダと向き合えばいいのか。

日本橋にあるKRD Nihombashiは、その疑問に対して新たな答えを導き出す。「健康への第一歩は、まず自分のカラダの〝傾き〞を正確に把握すること」という考えに基づき、受信者自身がこれまでの生活習慣とカラダの体感をあぶり出し、今の自分のカラダのベースラインをきちんと理解することを目標とした健診を行う。従来の健診では早期治療・早期発見に重きを置いた検査が中心だが、それだけによらず、カラダの「その先」まで読む意識と知識を身につけることこそが、人生100年時代を生き抜く術になるという。

KRD Nihombashiでは、まず受診日の5日前より、普段の生活環境から既往歴に至るまで、多岐にわたる300項目以上の問診が始まる。つい面倒だと思ってしまうかもしれないが、きちんと問診に答える時間こそが自分を見つめ直す機会となる。

さらに「歯・目・血」に焦点を当てた専門性の高い検査にも注目したい。一般的な健診施設では行われていない歯科と眼科の検査を標準としているのだ。どちらも多くの場合、医師にかかるのは異常を感じてから。
その前に異常を見つけるためには、こうした検査が必要だと考えている。具体的には、歯科健診で、口腔粘膜検査、歯周病精密検査、舌検査、咬合力検査など、眼科健診で、矯正視力検査、超角膜眼底検査、眼圧検査、視野検査、屈折検査など。それぞれの分野で最先端機器を用いた詳細な検査が行われる。

大きな窓から光が入る明るく開放的なロビーはホテルのようなラグジュアリーな空間。窓のそばに置かれたチェアでは、外を眺めながらゆったり過ごせる。
大きな窓から光が入る明るく開放的なロビーはホテルのようなラグジュアリーな空間。窓のそばに置かれたチェアでは、外を眺めながらゆったり過ごせる。

また血液検査は人間ドック協会が設定する項目の2倍以上となるおよそ70項目を用意。歯や目に加え、健康状態の把握のため欠かせない血液をくまなく検査することで、これまでの健診とは異なるアプローチを導き出す。健診の半年後に行われるフォローアップの血液検査まで含めて1回の健診としているのもKRD Nihombashiならでは。この7月からは「歯・目・血」に特化したコースも新設される。

さらに、従来の健診施設とは異なり、健診結果や問診を日本で初めて本格的にクラウドにて提供。経年の健診結果、問診から医師のコメントまで、自分の体に関するさまざまな内容をいつでもどこでも確認することが可能。このように経年の結果推移を可視化することで、自分が今何をするべきなのかをより明確に意識できる。今秋には、アプリもリリース予定だ。

  • 検査室の扉には、ぬくもりのある木を使用し、リラックスした空間で健診を行えるよう配慮。 検査室の扉には、ぬくもりのある木を使用し、リラックスした空間で健診を行えるよう配慮。
    検査室の扉には、ぬくもりのある木を使用し、リラックスした空間で健診を行えるよう配慮。
  • 眼科では最新鋭の検査機器を備え、これまでの健診では発見しづらい異常も早期発見につなげている。 眼科では最新鋭の検査機器を備え、これまでの健診では発見しづらい異常も早期発見につなげている。
    眼科では最新鋭の検査機器を備え、これまでの健診では発見しづらい異常も早期発見につなげている。
  • 検査室の扉には、ぬくもりのある木を使用し、リラックスした空間で健診を行えるよう配慮。
  • 眼科では最新鋭の検査機器を備え、これまでの健診では発見しづらい異常も早期発見につなげている。

「歯・目・血に関する健診を一度に実施し、どの健診施設でも行われていない包括的な診断を行うことで、一見正常に見える数値に潜むリスクを発見します。カラダの各器官を多面的に診ることが重要です。異常を感じてから医師に相談するのではなく、自分のカラダの“傾き”を正確に理解すること、そして何よりも大切なのは、カラダの状態を経年の健診結果や問診から“点”ではなく“線”で把握することです」と院長の田中岳史氏は話す。

  • 健康などさまざまなジャンルの本をセレクトしたライブラリースペース。個室ブースも用意されている。 健康などさまざまなジャンルの本をセレクトしたライブラリースペース。個室ブースも用意されている。
    健康などさまざまなジャンルの本をセレクトしたライブラリースペース。個室ブースも用意されている。
  • パソコン作業に最適なワークスペース。イスの座面が大きめなので、ゆったりと作業ができる。 パソコン作業に最適なワークスペース。イスの座面が大きめなので、ゆったりと作業ができる。
    パソコン作業に最適なワークスペース。イスの座面が大きめなので、ゆったりと作業ができる。
  • 健康などさまざまなジャンルの本をセレクトしたライブラリースペース。個室ブースも用意されている。
  • パソコン作業に最適なワークスペース。イスの座面が大きめなので、ゆったりと作業ができる。

健診は1日48名まで。来院時間をずらし、更衣室を8つのブースに分けるなどにより、受診者のプライバシーを確保している。大きな窓から光が差し込む開放的なロビーにはゆったりとしたソファやチェアが配置され、ラウンジと呼ばれるスペースには検査室が並ぶ。リラックスした状態で健診を受けられるよう考えられた空間だ。一方で、健康はもちろん、幅広いテーマの本を取りそろえたライブラリースペースや、Wi︲Fiと電源が完備されたワークスペースも設けているので、健診の合間に仕事を進めることもできる。

1階のスタジオでは健康に関連する食・栄養やメンタルヘルスに関するセミナーを開催している。
1階のスタジオでは健康に関連する食・栄養やメンタルヘルスに関するセミナーを開催している。

またKRD Nihombashiが主催する健康プログラムに参加するのもおすすめ。健診施設の1階にあるスタジオでは、食・栄養やメンタルヘルスに関するセミナーを毎週開催し、健康にいるための知識の場を提供している。健診を行うだけでなく、健康リテラシー向上のためのさまざまなプログラムを用意することで、多面的なサポートを行っているのだ。こうして手に入れた知識は、病気やアレルギーから子どもを守ることにもつながるだろう。

健診結果や医師からのコメントはもちろん、事前の問診まで、全てのデータを時系列にクラウドで管理。
健診結果や医師からのコメントはもちろん、事前の問診まで、全てのデータを時系列にクラウドで管理。

「自分のカラダは、自分がいちばん分かっている」と胸を張って言えるように。健康に関する知識は、家族や友人を守る財産にもなる。いつまでも仕事や趣味に没頭し、かけがえのないひとときを過ごすための知識を提供してくれるのが、KRD Nihombashiなのだ。

●KRD Nihombashi TEL03-6848-0171 

※『Nile’s NILE』2019年7月号に掲載した記事をWEB用に編集し掲載しています

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